年の初めの・・・

 世間は解放的になってきたが、家族が福祉施設を利用しているとまだまだ自粛モードにならざるを得ない。実際にクラスターが発生してしまった施設の阿鼻叫喚の様子を知ると、それも仕方ないと思えます。

 地元の小さな神社に初詣でに行ってお札やお守りを買い、ショッピングモールの福袋を見て歩いた。それが私の今年のお正月のすべて。あとはお笑い番組と配信や録画の映画、その間にもKが絡んでくるので集中することはできないわけですが(笑)。
 思えば例年通り夫がKを連れ出してくれている間におせちや年越しそば、雑煮等の用意をする年末のひとときがいちばん充実していた。大晦日は帰省した弟君と「逃走中」で盛り上がりつつあつ森のカウントダウンで年越し。ガキ使が逃走中になっただけでここも変わらない。

 いかんなあ、こういうのが認知症の発症と進行の要因だわ、多分。

 お守りは交通安全、お札は神宮大麻と家内安全。今年は弟君にもお札を持たせた。
 福袋は、今年は一つも買っていない。私にしてはかなり珍しいことだ。

 私は福袋やガチャガチャのような遊び半分の運試しが昔から好きだった。ギャンブルや宝くじ大量買いのように「期待してしまう」運試しではなく、はずれても腹が立たない、痛みが残らないくらいのもの。
 パチンコは昔ちょっとやったが羽根ものオンリー(玉の行方を目で追うのが好き)で一定金額負けたらそこでやめる。宝くじは混んでいない売り場の前を偶然通った時、一度に10枚まで。小心者が負けても傷つかないのはこのあたりまでか。

 最近の福袋だが、中身がわかるのはまあいい。しかし年末から大公開して予約、となるとなんだか盛り上がらない。お正月気分で盛り上がっている時のそこそこバクチ感が魅力だったのに。

 子ども達が成長期で毎年のように服のサイズアップをしていた頃はお手頃子供服メーカーの福袋にお世話になった。昔、何を血迷ったか有名ブランドを狙いに行って散々な目に遭ったな。しばらくはおしゃれして出掛ける先もないから婦人服も買わない。今は確実に使えるお菓子や食料品しか手に取らなくなっているが、ちょっと寂しい。

 年を取るとバクチもできなくなってくるのね。とか言いながら。
恐竜戦車.jpg

 自分へのお年玉。だって、あの「恐竜戦車」が・・・地味ゆえにソフビ以外の商品化がされにくいダイナソウルタンク(翻訳表記がかっこよくて好き)が、ウルトラセブン55周年のおかげで光が当たってTシャツに! 時計等の高価な記念グッズよりも私にはこれが嬉しかったです。

 そういえばもうずっと「きちんとした大人服」を着ていない、買っていない。私のおしゃれセンスは今どうなっているのか、わからないまま迷走は続く。そんな年の初めです。

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