K君、新年早々歯科の定期健診。もしかしたら前みたいに初期の虫歯が見つかってそれを即治療、歯石取り、2~3回通うかな、くらいに思っていたのに。
「あ~、ちょっと大きめの虫歯できちゃってますね・・・レントゲン撮りましょう。」
からの、
「根っこまでいっちゃってます。神経を抜いて、きれいにしないといけませんね。」
わかります。いわゆる根管治療、ですね。私も経験あります、結構辛いです。
ここでも書いたが、以前親知らずを3本抜いたK。その時は抜ければそれで終わり、傷口が治ればOKだった。しかし神経を抜いて根っこを洗浄して・・・という、何度も通院し丁寧に時間をかけて行わねばならない治療にKはどこまで耐えてくれるか。
問題はそこだけではない。
看護師さん「治療中、何か食べる時はできるだけこちらの歯を使わないように・・・・っていうのは難しいですよね。」
私 「はい、かなり難しいです。」
・・・・というより、無理。
しかし硬い物を避ければなんとか、ということで通所施設にもおやつがお煎餅の場合は与えないで、と伝える。好物なのでかわいそうだが仕方ない。
時間はかかったがとりあえず最初の治療は意外と神妙に受けられて、先生や看護師さんに褒められた。しかし治療はまだ続く。口腔内がいろいろえらいことになって結局全身麻酔で治療した人もいるが、それは極力避けたいから定期的に検診してもらっていた。なのに・・・
歯磨き担当は任せろ、と言っていた夫は自らその役を退いた。そこに責任を集約するのが正しいか否かはともかく。
未知の領域での戦いは、これからだ! 打ち切り連載じゃなくて、本当に続く。
この記事へのコメント
リンコ
遅ればせながら本年もよろしくお願い申し上げます
K君偉いですね!ちゃんと治療受けてくれたんですね!
うちも一本虫歯かな?という歯があり、慌てて歯科予約して受診したんですが
その時に「治療となったら全身麻酔になります。本院では出来ないので障害者専用の歯科受診してくださいね」と脅されました
幸いまだ大丈夫だったのですが、治療の時には都心部まで車で連れて行く覚悟してます(>_<)
tomoko
こちらこそ、よろしくお願い致します。
こちらは障害者専門歯科ですが、全身麻酔や複雑な外科的治療は総合病院を紹介されます。でもスタッフの皆さんがいろいろなタイプの障害児者に慣れており、根気よく治療にあたってくださるので本人もなんとなく「しかたないな」という気分なのでしょうか。
虫歯で全身麻酔、普通は想像できませんが私達にはそれが現実なんですよね。親も子も年を取ってくると、今後なにか大きな病気をしたらどうなるのかかなり不安です。