魂の浄化

 久しぶりに映画のはしごをした。
 「ウルトラマンアークTHE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク」「仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ」の2本。公開日が同じで両方上映時間も短め、それなら出直さずに見てしまおう、ということで。

 平日の午前中なので観客の多くは大きいおともだち。親子連れが1~2組いただろうか。上映スケジュールもちょうどよく、ガッチャード終了15分後にアーク開始。シネコンのドリンクバーで初めておかわりをした。

 「アーク」は話題だったウルトラマンの涙の理由もわかったし、迫力ある戦闘シーンと熱い友情は見応えがあった。また「ガッチャード」からは卒業というイベントの日の高揚、未来への希望や不安という懐かしい心情が伝わってきた。ちょっと切なかったな。

 そういえば。
 映画というと特撮とホラーとオカルトと因縁サスペンスばかり見ている、と周囲から思われている私だが、合間合間に実はいわゆる「ラブコメ」を見る。それもよくある学園もの。何故か。
 「浄化」です。

 初々しい若者達。純粋な気持ち。思春期の背伸び感。幼い立ち回りから生まれる騒動。自分がとうの昔に失ったそんな感覚に少し触れているような気になって、ちょっとだけ清々しくなる。
 その観点で行くと今回見た二本はそういう効果もしっかりありました。 
 おばちゃんのソウルジェムは放置すると濁りっぱなしなのよ。とりあえず魔女にはりたくない。

 ただ、中学とか高校の3年くらいで学校内で「告白→別れ→次の人」のルートを辿る清純派とか出てくるとさすがに世代を感じてしまいます。いや、そういう人昔もいたけどラブコメの清純キャラではなかったな。

 そして購入した作品グッズ。
 見ていない「アンダーニンジャ」の「志能便」宅配箱ポーチ。配役も魅力的で見たいとは思うのだけど原作未完作品の映像化って割と微妙な終わり方するからなあ。

志能便.jpg

この記事へのコメント

商品紹介