12月15日・16日にEテレで放送された、ハートネットTV「知的障害“暮らしの場”が見つからない」を見た。
冒頭で重度の自閉・知的障害を持つ息子さんとお母さんの様子が紹介される。成人した我が子から暴力を受けた時の傷や痣の画像も生々しい。
「この子を預かってくれる場所なんかないのでは」
この言葉は、自分の身近にいる人もよく言っている。私もKの自傷がひどかった頃「この状態だと次回はお預かりできません」と言われたことがある。
脱施設、地域へというけれど。
何度でも言うが、それができる人、それができる「地域」等の条件がすべて揃う可能性、確率ってどれくらいあるのだろう。
イエス・ノーだけでもいい、明確に答えられる人の意思は確認できる。上手に意思を伝えることができず、その気持ちを爆発させてしまう強度行動障害の人は意思の確認以前に受け入れ先の選択肢が限られてしまう。地域、というのは結局親元。
親だってよくわかっている。コミュニケーションも困難で、突然他者や自分を傷つける人の身の回りの世話をするとか普通に考えれば難しい。申し訳ないと思う。でも自分にも寿命はあるし、問題は「その後」なのだ。
重度訪問介護とか重度障害者対応グループホームとかも話題にはなるが、地域や条件もまだまだ限定されていると思う。誰もが選べる選択肢ではない。
次回に続きます。
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