自分ってなあに

 前回の「K君はマスクと耳の関係がわからないらしい」問題からの、「彼は自分の顔をわかっているのか」問題。どうなんだろう、実際。 本人の写真を見せた時に「これは自分」と認識できるのだろうか。  たとえば私と一緒に撮った写真を見せた時、私の顔は多分わかると思う。いつも見ているから。しかし隣にいるのが自分であるということはわかるのか。考えたことなかったわ。  いや、それより彼にとって「自分」…

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マスクの問題

 脱マスクとかちらほらと耳にするようになった。そう簡単にいくのかいな。  Kでさえさすがに今はおとなしくマスクを着けている。3年も経つとさすがに慣れてくるらしいが、やはり問題はある。  不織布のマスクを着けると、飲食等ではずす時などに思い切り引っ張って紐を切ってしまうのだ。頑丈そうなものを探してみたがダメ。品不足の頃ならまだしも、今は衛生面も考慮して使い捨てタイプを着けて欲しいのにそうい…

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K君無事マイナンバーカード受領!

 行ってきました、Kのマイナンバーカード受け取り。事前に問い合わせて用意した必要書類を携えていざ受付窓口へ。  問い合わせに行った時はずいぶんと混雑していて驚いたが、朝早い時間だったせいか待っている人もそれほど多くない。まず代理受領であることを伝え、箇条書きになっている必要書類を順番に確認した。  Kと自分の本人確認書類(運転免許証、保険証など)やマイナンバー通知書等をクリアしたところで…

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はるかなる映画館

 今更だが配信で「大怪獣のあとしまつ」を見た。見る前に考えてもいたのだが、(過去記事 見る前に考える「大怪獣のあとしまつ」参照)ほぼ想像通り。  ドラマ「熱海の捜査官」や「時効警察」は好きだったから、そのようなものを見るのだと自覚していれば普通に楽しめる。公開前の宣伝が特オタの心を揺さぶる方向だったのが行き違いの元だったのかな。残念。  しかし、確かに特撮部分も迫力があったので大きなスク…

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障害者をレンタル?

障害者手帳持つ人の「貸出サービス」投稿が波紋 厚労省「制度の趣旨に反している」も...「制限難しい」理由  すごいことを考える人もいるものだ。詳細はリンク先で。  要するに、「障害者手帳を持つ自分と一緒に美術館や博物館に行き、介助者が受けられる割引を利用しませんか」ということらしい。そんな「レンタル障害者手帳持ち」というサービス(?)を始めた人がいるという。  なんてことしてく…

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挑戦、根管治療

 K君、新年早々歯科の定期健診。もしかしたら前みたいに初期の虫歯が見つかってそれを即治療、歯石取り、2~3回通うかな、くらいに思っていたのに。  「あ~、ちょっと大きめの虫歯できちゃってますね・・・レントゲン撮りましょう。」  からの、  「根っこまでいっちゃってます。神経を抜いて、きれいにしないといけませんね。」  わかります。いわゆる根管治療、ですね。私も経験あります…

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年の初めの・・・

 世間は解放的になってきたが、家族が福祉施設を利用しているとまだまだ自粛モードにならざるを得ない。実際にクラスターが発生してしまった施設の阿鼻叫喚の様子を知ると、それも仕方ないと思えます。  地元の小さな神社に初詣でに行ってお札やお守りを買い、ショッピングモールの福袋を見て歩いた。それが私の今年のお正月のすべて。あとはお笑い番組と配信や録画の映画、その間にもKが絡んでくるので集中することは…

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Kのマイナンバーカード受け取り

 年が明けてからかなー、と思ってたら意外と早かった。Kのマイナンバーカード交付と受け取りの案内はがきが届きました。(「重度知的障害者、マイナンバーカード申請」参照)  確認の為に本人が身分証明書類持参で受け取り、が原則だが未成年だったり障害があったりという場合は代理人が受け取れるというので、様子見も兼ねて窓口に行きいろいろ聞いてみた。  驚いた。受け取り窓口が激混み。1~2時間は待つ…

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クリスマスの演出力

 だいたいの家庭では子どもが成長するとクリスマスは味気ないものになるのではないか。家を出たり、同居していても彼氏・彼女と出掛けたり。  子どもが欲しい物をなんとか聞き出し、プレゼントを用意してイブの夜まで隠し通して深夜に枕元に置いて・・・なかなか難度の高いミッションです。それでもそれが楽しくて、朝プレゼントを見つけて喜ぶ笑顔が嬉しかった。  その時の子どもの反応は、単に贈り物を貰って嬉しい、…

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高齢おたく年の瀬 

 年末、今年も淡々と生活しただけなので特に思い出すこともない。せっかくなので(何がだ)中途半端なあれこれを書いてみる。 ● 円谷英二氏が特撮監督になる以前にカメラマンとして撮った「かぐや姫(1936年、短縮版)」を見る。幻の作品とされていたものが海外で発見され、凱旋したそうだ。モノクロだが、それ故ともいえる幻想的な画面が美しかった。  また、物語の意外性に驚いた。これが伝説の作品と言われ…

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