きょうだい児、家族卒業
弟君についてもう少し。
進学で家を出るなら、就職先によってはまた一緒に暮らすかも、という可能性はある。しかし社会人になり勤務先を考慮しての独立となるとそうでもない。新天地にそのまま生活の基盤を置いて生きることになるのだろう。
転居先でもらった住民票に「世帯主」として弟君の名前が記載されているのを見た時、ああ、もう今までの「家族」から卒業したんだな、としみじみしてしまった。
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2015~2022までウェブリブログ、その後seesaaブログに移って重度障害児の成長を書いています。
アニメにマンガ、特撮・・・と典型的なおたく女だった自分が初めて授かった子供は、重度の知的障害児でした。
おたく生活を取り上げられての障害児育児は全くの新世界、まさに戦場。
気がつけばすっかり様変わりしていたおたく社会。そして、私の中のさまざまな価値観も変わっていました。
思い出を交えつつ、気がついたことを記録しています。
息子が12歳の時に始めたブログです。本人は18歳を過ぎてしまいましたが、タイトルは「障害児」のままとさせていただいています。
重度知的障害児の少年期から思春期、進路決定とその後、という過程の記録になりました。
※ブログ引越し時の設定の都合で、2020年以前の記事にはコメントできません。よろしくお願いします。